大型双眼双眼鏡

天体用の120ミリ×2、焦点距離600ミリF5、接眼部までフルマルチコーティング・アクロマートの双眼望遠鏡です。
同様に100ミリ×2焦点距離500ミリF5も鏡筒以外は同一仕様です。

従来の常識を打ち破る超低価格です。
メーカー製双眼鏡の正立にするための複雑な光路による像に比べ正立にこだわらずシンプルな光路と優秀なフルマルチコーティングの大変抜けの良い像は素晴しい見え味です。この大型双眼望遠鏡で見る天の川や星雲・星団には誰もが感嘆の声をあげます。
独自構造により従来の大型双眼鏡に比べ軽量でとり回しが苦になりません。特に100ミリは女性や体力に自信のない方にお勧めです。100ミリでも70ミリ双眼鏡の2倍の集光力と解像力により素晴しい星空を堪能させてくれます

1本の鏡筒が普通の望遠鏡を2本使うというたいへん贅沢な構造による見易さは20倍～24倍という最適な倍率そして明るい実視野で単眼望遠鏡とは別格のリッチフィールドビノキューラーとして手放せない存在となることでしょう。

接眼レンズ交換により自由に倍率変更可能で優秀な見え味のPL型25ミリと10ミリ各2本づつ計4本のアメリカンサイズアイピースが付属します。
120型・接眼25ミリで24倍実視野約2.2度、10ミリで60倍実視野約0.9度
100型・接眼25ミリで20倍実視野約2.6度、10ミリで50倍実視野約1度
そのほかお手持ちの31.7サイズアイピースが使用できます。
2インチサイズは双眼での使用はできませんが単眼(延長筒・または天頂ミラー・プリズムが必要)での使用は可能です。

評価の高い中国製の鏡筒を採用、接眼部は単体透過率97％以上と思われる優秀なマルチコートプリズム仕様です。
綿密に考慮された独自の構造・構成により極限まで軽量化されたフレームはシンプルかつ、たいへん頑丈です。
余裕のある前後バランスは他の機材の同架や各種オプション（開発中)にも対応します。
目幅は約60ミリ～75ミリ程度まで、成人ならばほぼ100パーセントOKです。
目幅調整はネジ2本緩めるだけという簡単さです。
双眼で問題となる光軸調整もたいへんシンプルで簡単かつ狂いにくい構造です。
目標捕捉は通常の双眼鏡のようにピント調節付近の鏡筒部分を持って動かせますので初心者でも扱いやすく、鏡筒部分を持って動かしても通常の目標捕捉であれば光軸ズレはほとんどおきません。

像はファインダーや屈折望遠鏡と同じ倒立像ですので望遠鏡使用者であれば全く違和感はありません。
通常の天頂ミラー・プリズム使用時の裏像ではありません。また、正立像でもありませんのでお間違えのないようお願いします。(ページ最下部を参照)

極限まで軽量化された120ミリで約9キロ、100ミリで約7.5キロという重量は特筆すべき特徴でたいへん重要です。
単体で10キロを超えるととたんに稼働率が急低下し保有すれども使っていないという状態になりやすい重機材では高稼働率を維持する限界だと思われます。
F5焦点距離500・600ミリは明るいだけでなく、保管場所も問題となる重機材ではありがたいものです。

ビクセンなどと共通のアリ型がついていますのでビクセンHF経緯台(SXホルダー使用)や各社アリミゾ付架台や大型のカメラ用三脚などに載せることができます。

大きさ120ミリ(接眼部含む)約72cm×29cm×18cm 重量約9キロ
大きさ100ミリ(接眼部含む)約59cm×25cm×15.5cm 重量約7.5キロ

収納箱など各種オプションも開発中です
正立90°対空型も開発中です。
上記双眼望遠鏡も使用可能な「らくらく観望セット」も開発中です。